2022年2月23日(水) 曇りのち晴れ
距離 5.4km
時間 4:15
七宝山の尾根線を歩いていると、黒っぽい岩の中にゴツゴツした小石が入って固まった岩によく出会う。不思議な岩だと思っていたが、3年前ジオパークの活動をしている香川大学の長谷川教授と七宝山を歩く機会があり、七宝山の成り立ちについて教えていただいた。
七宝山は、1万年前に地下深くで固まった花崗岩が隆起して地表に出て来たものが下方にあり、その上層に火山が噴火して地表で固まった安山岩と火山灰でできた凝灰岩が乗っているそうだ。
尾根線にあるゴツゴツした岩は凝灰角れき岩と言い、1500万年ほど前に近辺で噴火した火山から飛んできた火山灰と小岩が降り積もり固まったものだそうだ。長谷川教授によると高瀬駅前の爺神山がその噴火した火山の可能性もあるとのこと。
宮池登山口(中央登山口)
七宝山最高地 つず(449m)
ここを七宝山方向に
天涯の桜
天涯の桜に右下に少し降りると凝灰角れき岩の大岩がある。
これが香地岩か?
その先の岩の上からの眺望
岩の横にロープが張ってあって下りる
これを下りると、凝灰角れき岩の森だ。木々の間に凝灰角れき岩が乱立していた
そこから下りる道があるかと思ったが、道は上に向かい、尾根筋に出た。
下司登山口方面に下りる
下司登山口ではなく、途中から岩屋登山口方面に下りる
七寶山岩屋寺
岩屋寺の横。凝灰岩の岩の中にお堂が
ここから少し上の岩の下に虚空蔵菩薩さまがいらっしゃった
岩屋寺駐車場横の桜。こんなに早く咲いて何桜か?
成行登山口
【松峯山(まつみね)】 おまけ
こちらは花崗岩の山。三野町と詫間町の境にある標高115mの山
「寝モアイ岩」や「天空の腰掛け岩」などがあり一度は行ってみる価値あり
赤点が登山口
投稿:R.Osawa