あけぼのスクール⑥ビバーク講習会 12月7日(土)

あけぼのスクール⑥ビバーク講習会
12月7日(土)15:00~18:00 場所 豊浜海の家近く・松林の中
参加者15名
山行中、何かのアクシデントでビバークをしなくてはいけない時があります。(怪我、日没で行動の時間切れなど)そんな時、ビバークの仕方を知っておけば、気持ちに余裕があり無理な行動をしなくてすみます。今回は、ベテランのOさんMさんに教えていただき緊急時の乗り切り方を学習しました。
実施内容
⑴ 座学
① ビバーク用として常備する非常食 (水、乾燥米、乾燥汁もの、チョコ、ナッツ、カロリーメイトなど1~2食分)
② 火器の使い方 ・組み立て方・火の付け方・湯の沸かし方
③ ツエルトの張り方要領 ・場所 1.5m~2m平らなところ・方向 入り口に風が吹き込まない位置
④ ツエルトで一晩過ごす(木やストックを使い張る。)か、一時避難(四隅踏んで被る)で張り方が違う
一晩過ごす場合、ツエルト内でお湯を沸かし飲む。1h寝て起きお湯を飲む事を3~4回繰り返すと朝が来る。
ビバークする時大切なのは、下界に「○○の理由により○○でビバークする。」とビバークを決めた時一番に連絡する事。でないと遭難したと下界が動き出す。
⑵ 実践練習
ザイル、細引き、ストック、近くにある木、石など使えるものを使いツエルトを15分以内で張る。ツエルトの中で、お湯を沸かし飲む。
写真
① 非常食はこんなものを持って行きます。

② 火器を組み立て着火の練習。あぁ~ガスが出ているのに火がつかない。(>_<)


③ ツエルトの中はあったかいよー。


④ 木とストック2本を使った張り方の途中。ストックの先はクロブヒッチで固定。


⑤ ストック一本ずつ両端に使った張り方。サイドも細引きで引っ張ります。


⑥ ツエルトの中で、お湯を沸かしてみました。上手にできました。


⑦ 一時避難し、天候の回復を待つ。お尻にザックを敷きツエルトを被り過ごします。

安全登山をする為にツエルトが強い味方になってくれることがよく分りました。新入会員さんを含め皆さん熱心に参加していました。今回都合悪く参加できなかった方、次回にまた練習しましょうね。

「安全登山をする為に、、、、。」